ホームページをリニューアルするときに、覚えておいて欲しいことがあります

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2015/10/30
ホームページをリニューアルするときに、覚えておいて欲しいことがあります

ホームページリニューアルで覚えておいて欲しいこと

医院や病院のホームページは、医院専門の業者に一任して作ってもらうのが、一番よいと考えている院長先生もいます。

それは、間違いです。

もちろん、院長先生が、HTMLのプログラムタグを書いて、ホームページを作るという意味ではありません。
そこは、医院専門の業者にお願いすべきです。

私が院長先生にやって欲しいことは、ホームページの言葉を、自分で考えることなのです。

医院専門の業者にホームページを依頼すると、かっこいいホームページを作ってくれます。
そして、予算を増やせば、それに比例して、ページの枚数が増えていきます。
当然、医院や病院の業態をよく知っている業者なので、見た目もよく、院長先生が以前に働いていた大病院にも劣らないホームページが完成します。

ただ、みんな似ているホームページができあがったり、院長先生には、かっこよく見えても、患者にとって分かりやすくなっているかは、疑問です。

 

例えば、

「当病院は、消化器科、循環器科が専門の病院です」

と書かれていたとします。
院長先生であれば、専門用語だけで、十分に理解できます。

一方、患者が、「地域名 内科」で検索して、このホームページに初めて、訪れたとします。
そのとき、「どんな症状のときに、いくべき病院なんだろう?」と疑問が沸くホームページになってしまいます。

 

例えば、

「最近、お腹が張る、胸焼けがする、腹痛がひどい、下痢が続く、はきけがして食欲が低下している、急激に体重が減少したなどの症状がある方は、専門病院である当院で、検査してみませんか?」

もし、あなたが、
「朝起きたら、血を吐いてしまった(吐血)」
「朝、トイレに行ったら、黒い便がでる・便に血が混じっていた(下血)」
などの症状があったら、今すぐ、専門病院である当院にご相談ください。

などと書かれていれば、患者は具体的にイメージすることができます。
これらは、最初の診察で、患者がよく話す症状を覚えておき、それを記載すればよいだけです。

さらに、これらの症状に対して、来院する前に、患者が自分でも出来る対処法や注意しておくとよいことなどを、専門家として詳しくアドバイスを書いておきます。
すぐに実践して、少しでも効果がある内容であるほど、患者の信頼感は増していきます。

 

そして、ホームページに書くことで、もう一つ重要なのが、院長先生の経歴とアピールです。

患者は、院長先生が、どんな人物なのか、知りたいので、初めて来院しようと、ホームページを見たら、絶対に、院長先生の経歴や写真をチェックします。
ここで、経歴を細かく記載しておくことで、どんな経験を持っているのか、知ってもらうことができます。

さらに、経歴だけではなく、院長先生の医院経営や病院経営に対する考え方などによって、患者へアピールすると効果的です。
ここも、医院専門の業者に任せてしまうと、かっこいい感じ言葉は並ぶのですが、アピールは不足します。

ホームページの作成業者が、院長先生の言葉を作るには、限界があるからです。
ここは、院長先生がよく表現を練って、載せるようにしましょう。

ただ、ずっとまとまらず、ホームページの作成が止まってしまうのは問題です。
ホームページならば、パンフレットや書籍と違って、すぐにリニューアルすることができます。
1回目は、言葉は短くてもよいので、作ってしまうことが、大切です。

 

ここまで聞いて、院長先生が、「それならば・・・医院専門の業者に任せず、知り合いに頼んで、手作り感あふれるホームページを作ろう」と勘違いしてもいけません。
院長先生のことをよく知っている患者は、それで親近感を持つかもしれませんが、初めて見た人が、貧相と感じてしまったら、ダメだからです。

あくまで、ホームページは、新規の患者を集めることが、一番の目的となります。

そのため、ホームページ上の言葉は、できるだけ、院長先生が考えたものを使うべきですが、レイアウトやデザイン、写真を使うポイントなどは、医院専門の業者にお任せすべきです。

 

1回目のホームページの作成では、ページ数が少なかったとしても、その中に、ブログを入れたり、新着情報など、更新できる欄を作っておきます。
ブログは、院長先生が書くのがよいのですが、忙しかったり、看護師や社員の中には、自分のブログを持っていて、書き慣れている人もいます。
誰でもよいので、ブログや情報の欄を使って、それを更新して欲しいのです。

そもそも、Googleのアドワーズ広告やYahooのリスティング広告を出すと、ホームページは医療法上の広告とみなされてしまいます。
医療広告となれば、表現内容がかなり制限されてしまいます。

そこで、ホームページの検索で、上位を狙うことになるのですが、現在はSEOのテクニックだけで、それを行うことは難しくなっているのです。

それよりも、有用な情報を、数多く発信しているホームページが上位に検索されるようになっています。
だから、ホームページのコンテンツを増やさなければいけません。

話が戻りますが、ブログや情報の欄を使えば、このコンテンツを増やせるのです。
ただ、注意点があります。

 

(1)看護師のブログを作るなら

ホームページに看護師や社員のブログを埋め込んで、発信するときに、注意すべきことがあります。
ブログであっても、ホームページの一部なので、コメントは看護師や社員が考えて書いたとしても、院長先生が一度読んで、業者などに依頼してアップしてもらうことが、必要です。

というのは、医院や病院のホームページなので、不適切なコメントがあったり、個人情報が特定できるネタとなると、問題になります。
一度、ホームページにアップしてしまうと、あとで削除しても、すでにコピーされていて、それが出回ると、回収することは不可能になります。

批判をすることは当然、やらないとしても、自慢などのネタや内輪ネタも、患者の目線で読むと「ちょっと、これは・・・」というものもあります。
それらも含めて、業者に依頼しても、月額数万円程度のコストなので、支払って、綺麗な写真なども入れてもらい、アップしてもらった方がよいはずです。

 

このブログを始めると、看護師や社員も巻き込んで、医院や病院のホームページを作っているという気持ちを持ってもらうことにもつながります。
今まで、漠然と働いていた看護師や社員が、何かネタを探し始めることで、医院経営や病院経営に興味を持つきっかけにもなります。

さらに、看護師や社員が前向きに仕事をしていることをアピールできれば、採用するときにも有利に働きます。
自分が働く場所を応募するときには、ホームページは隈なく見るはずです。
ぜひ、導入してみてください。

 

(2)よくある質問集を作るなら

患者が、ホームページに長く滞在してくれるほど、信頼関係は強くなります。
新しい患者も、敷居が下がり、来院しやすくなります。
そこで、情報の欄に、ぜひ用意して欲しいのが、質問集です。

医院や病院のホームページを検索しているときには、病気を治したいと考えています。
病気でもない人が、一生懸命、医院や病院のホームページを探すことはないのです。

もし、病気についての質問集がたくさん載っているホームページがあれば、真剣に読みます。
質問については、院長先生が、実際に患者から質問を受けた内容を覚えておけばよいのです。

 

ここで注意すべきことは、専門用語をできるかぎり、入れないことです。
ホームページの中だけで、理解できるように、言葉を砕いて欲しいのです。

難しい言葉が出てくると、すぐにホームページで検索してしまいます。
もし違う医院や病院のホームページにたどり着き、そちらの方が分かりやすいと感じると、もう戻って来てくれません。

そのため、どうしても専門用語や難しい言葉が入るならば、注釈を付けて説明しましょう。

 

(3)疑似受診の手順を作るなら

新しい患者に来てもらうためには、安心感を持ってもらうことが必要です。
情報の欄に、疑似受診の手順を記載すると効果的です。

注意点は、院長先生が、自宅から医院や病院に行って、診察を受け、窓口で精算するまでを頭に思い浮かべて、具体的に書くことです。
この過程は、飛ばしても良いかなと考えず、漏れなく拾いましょう。

下記は、最低限、必要となる事項ですが、診療科目や地域によって、アレンジして、項目を追加してみてください。

  • 駅や目印の建物を写真で掲載して、詳しく道路を何回、曲がるかなどを表示する。
  • 自動車で来院する人のために、交差点名と駐車場の場所を地図で表示する。
  • 受付の予約の有無(電話予約やインターネット予約があれば記載)を記載する。
  • 混雑している曜日と時間帯を知らせる。
  • 治療に必要な特別な医療機器があれば、写真付きで紹介する。
  • MRIなどの医療機器で検査ができるならば、内容と予約方法を記載する。
  • 急患の場合の対応や時間外の診療も行えるのか。
  • 推薦状を書ける手術の内容などを記載する。
  • 医院や病院内の受付、待合室、診察室の写真を掲載する。
  • 子供連れで来たときに、遊ぶ場所があれば、写真を掲載する。
  • 薬は院外処方なのか、院内処方なのかを説明する。
  • サプリメントなども販売していれば、それも記載する。

あなたは、「ホームページぐらいで、何が変わるのか?」と思われるかもしれません。
ただ、あなたの医院や病院のホームページを検索する時間は、誰でも、携帯電話で10秒もあれば、可能なのです。

そのため、初診の患者は、ホームページを検索してから来ることを、大前提にすべきです。

とすれば、ホームページを作ること、そして、その内容にはかなり気を配ることが、集患につながるのです。

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