これからの医院は、どの広告を使うのが、最も効果的なのか?

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2013/01/09
これからの医院は、どの広告を使うのが、最も効果的なのか?

これからの医院は、どの広告が最も効果的か現在、70~74歳の高齢者が医療機関で払う自己負担は1割に据え置かれています。

この特例措置が2014年1月から段階的に廃止されて、医療制度改革関連法で定めている本来の2割負担に引き上げられます。

これによって、患者の負担は増えることになり、医院経営や病院経営に少なからず影響を与えるはずです。

近い将来、受診時定額負担制度や保険免責制度が導入されるのではと予想されています。

受診時定額負担制度とは、例えば、1回の診療につき1000円は必ず患者が負担して、残りの部分だけ保険を適用するというものです。
保険免責制度とは、例えば、1回2000円までの診療については保険適用せずに、その金額を超えた部分にのみ保険を適用するというものです。

また200床以上ある病院は、外来患者に対する診療報酬点数が減らされてきました。これからは、個人医院の外来患者に対する診療報酬点数も減らされる可能性があります。
そして、都市部では、医院や病院の開業がずっと続いています。

私も、医院や歯科医院の先生の開業のお手伝いをしているので分かりますが、診療圏の調査を行うと、一次診療圏だけでは、競合の医院が多く、事業計画書を作ってみると利益が出ません。二次診療圏で作った医院経営や病院経営の事業計画書が赤字になることも多く、開業場所の選定にはかなり迷うのが現実です。

もちろん、開業したあと、医院経営や病院経営が診療圏調査のとおりになるとは思いません。

まったく違う結果になっていること、予想以上に医業収益が上がっていることがほとんどです。これも医業収益を上げるために、日々、医院経営や病院経営で努力を続けているからです。
それでも、医院や病院の数は増え続けていて、それが医院経営や病院経営を圧迫させていることは確かです。

これを打開するためには、広告宣伝を行い、患者を集める努力をしなければいけません。
競争するのが嫌だという先生も多いのですが、何もしなければ、負けてしまうのです。
結果的には、積極的に広告宣伝を行う医院や病院が多いのが現実です。

ただし、3つの注意点があります。

【1】医療法やルールを守る

医院経営や病院経営では、医療法だけではなく、医師会のルールも守らなくてはいけません。
特に、広告で患者をあおるようなこと言葉は出してはいけません。
院長としてはウソだと思わないことでも、それを見た人や読んだ人の受け止め方は違います。

【2】広告費を使うべきとき

医院経営や病院経営の資金繰りが苦しくなると、まっさきに広告宣伝費を削ろうとする院長がいますが、やっていることが逆です。

患者が減って、医業収益が下がってきたときこそ、広告宣伝をしなければいけません。

お金がないのに広告宣伝なんてできないという院長もいますが、銀行から借金をしてでも、院長が自己資金を貸してでもやるべきです。
広告宣伝をしなければ、患者の数は増えていきません。

【3】効率よく、お金を使う

3つの中で、もっとも大切なことが、この【3】です。
無闇に広告を出すだけでは、お金を捨てていることと同じです。宣伝効果が高い広告を出すべきです。

これはコストが安い広告を出すという意味ではありません。
医院経営や病院経営ではほとんどありえませんが、世の中でもっとも高い広告宣伝はTVのCMです。それでも毎日、ずっと流している会社があります。それだけのお金をかけても、それを上回る効果が期待できるからです。

TVのCMは、広範囲に多くの人に見てもらう宣伝なので、地域密着型の医院経営や病院経営には合いません。分院がたくさんあったり、自由診療専門で、遠くからも患者を集めたい場合には、コストと宣伝効果が合います。

それでは、地域密着型の医院経営や病院経営として、絶対にやっておくべき広告はどんなものがあるのでしょうか?

開業時の内覧会

院長が挨拶に行くと同時に、専門業者にも依頼する

医院の看板・シンボルツリー

ビルであっても横看板を付ける

ホームページとSEO対策

場所や診療時間も一緒に知らせることができる

新聞の折込チラシ

患者を集めるのは、最も効果があるが、回数制限がある

地域密着型の医院経営や病院経営で一番効果があるのは、新聞の折込チラシです。

しかも週末に合わせて、折込チラシを入れる必要がありません。
そのため、他のビジネスの折込チラシが少ない日を狙って出すことも可能です。

ただ、医師会から回数を1回、もしくは2回程度に制限されていることが多く、何度も出来るわけではありません。そのため、撒くときには、最低でも10万部、費用として50万円はやった方がよいでしょう。

医師会が回数を制限しているのは、それだけ効果が高く、1つの医院や病院だけが折込チラシを大量に出すと競争が激化してしまうからでしょう。

なお、広告ではなく、採用募集の折込チラシであれば、回数の制限はありません。
上記の4つ以外で、医院経営や病院経営で検討すべき広告宣伝は下記になります。

広告内容

特徴と気をつけるべき

駅のホームや階段の看板

駅の乗客を対象した広告宣伝で、駅によってコストが異なる
電飾看板にすれば目立つのでお勧めだが、コストは高くなる

タウンページ(インターネットのタウンページを含む)

新しく引越してきた患者や緊急時の患者には効果が高い
目的をもった患者が見るので、専門性を打ち出して他の医院との差別化を図るべき

電車、バスの広告

広範囲で、多くの人の目に触れやすい
遠くから来る患者が多い診療科目には効果がある
コストに見合った効果は期待しにくいので、お金があるときにやるべき広告

これとはちょっと違うのですが、道案内の広告もあります。これは広告宣伝というよりも、患者に医院や病院の場所を知らせるための広告となります。

広告内容

特徴と気をつけるべき

電柱広告

コストが安い代わりに、目立つ広告にはならない
駅から何本の電柱に出せるかが、キーポイントになる

野立看板

幹線道路沿いの医院や病院は、車を使っている人に効果がある
コストが高く、定期的なメンテナンスが必要になるため、お金があるときにやるべき広告

あなたの医院や病院の診療科目や立地に合った広告宣伝をよく選んで、使い分けましょう。

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