明日からすぐにできて、コストも1000円程度のニュースレターから

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2011/12/30
明日からすぐにできて、コストも1000円程度のニュースレターから

医師のコミュニケーション患者が診察室に入ってきて、あなたと話をする時間は、30分もあるわけではありません。せいぜい、10分、短ければ5分ぐらいでしょう。 その5分間で、患者にとって必要最低限の情報を、分かりやすくプレゼンをしなければいけないのです。

ただ、あなたが、詳細まで説明する時間はなく、ニコニコして、「まぁ、それほど、心配しなくても、大丈夫でしょう。安静にして、お薬を飲めば、治りますよ」と安心感を与えることが、コミュニケーションだと勘違いしてしまうのです。

もちろん、患者としては、ニコニコしている院長先生の方がとっつきやすいでしょう。
でも、それだけで、満足するでしょうか?
今の患者は、それだけでよいとは思っていません。
しっかりとした、あなたからの病状の説明が欲しいと感じているのです。

それならば、30分かけてでも、患者が理解するまで説明すべきでしょうか?
精神科・心療内科など、長時間の診察を必要とする場合もありますが、それ以外の診療科目での医院経営・病院経営では、1人30分もかけて診察していたら、絶対に赤字です。

それでは、5分でも詳細なことまで、説明するために、早口で話をすればよい・・・
はずはありませんよね。結局、患者が理解できなくて、「あの先生の話は分かりにくい」と噂されて、余計にマイナスです。

それでは、医院経営・病院経営を黒字にしながら、
患者が欲しい情報をすべて与えることは不可能だとなってしまいます。

これは、5分間の診察だけが、患者とのコミュニケーションを取る時間と考えているため
このような勘違いをしてしまうのです。

患者は、あなたの医院・病院のホームページを、家で検索して、見ています。
待合室で、ニュースレターや小冊子があれば、待ち時間があるので、手に取るでしょう。
医院や病院から、病気に関連するメルマガを送れば、読むはずです。
患者は、自分の病気に対して、真剣に対応しているのです。
より多くの情報があれば、それを取り入れようとするでしょう。
それが、かかりつけの医院や病院からのものであれば、信用できる情報です。

つまり、コミュニケーションとは、あなたと、診察室で面と向き合って話をするだけではなく、文章として渡すだけでも、十分、効果があるのです。

そこで、まず最初は、
一番簡単なニュースレターの作成がお勧めです。

もちろん、小冊子など作れればよいのですが、ハードルを上げて、いつまで経っても完成しないよりは、まずは出すことが先決です。そして、必ず、自分たちで書くことです。自分たちというのは、医師である、あなただけではなく、勤務医、看護婦、社員、医院・病院で働く人であれば、誰でもいいという意味です。くれぐれも、外部の専門業者に委託してはいけません。

ニュースレターとしては、1ヶ月にA4用紙1枚程度で、十分です。
「今月のお便り」ということにして、タイトルを決めます。

病院のニュースレター

オモテだけではなく、ウラまで書くぐらい情報があればよいですが、それが難しければ、オモテだけでもよいです。また、イラストや図などを多様できれば、より見やすくなるでしょう。

注意することは、診察の説明の補助的な役割を果たすのですが、ニュースレターは、あまり深く専門的なことを書くのではなく、広く一般的な知識の発信にしてください。

紙面が限られていて、発行回数も多くないニュースレターでは、あくまで、患者に興味を持ってもらう程度の役割だと考えてください。

ここでは、3つぐらいを例に挙げますが、それ以外の情報を載せても、もちろん構いません。ニュースレターが貯まってくれば、その一部を抜粋して、他のホームページや小冊子に使い回すこともできます。

1) 体験談

これは、あなたの医院経営・病院経営に携わっていない、第三者による評価ということです。もちろん、有名人や大学の教授などから推薦状をもらうという方法も効果的ですが、どうしても、広告的要素が強くなりますし、費用もかかるかもしれません。  ニュースレターでは、患者の体験談が、身近であり、費用もかからず、効果的ではないでしょうか。

2) 看護婦などの報告

院長だけではなく、看護婦に対しても、患者は専門家として接するため、心理的な距離感を持ってしまいます。  そこで、親近感を持ってもらうように、自分たちの言葉で近況報告や新規入社した人の紹介などを行いましょう。

3) 生活習慣の改善方法

病院に来たのだから、患者は治療のことを知りたいはずだと決めつけずに、生活習慣の改善、予防に関してなど、幅広い情報を提供するようにしましょう。自分の診療科目に近いものがよいですが、例えば、7月のニュースレターでは、水難事故に会ったときの対応、8月のニュースレターでは、食中毒についてなど、家庭医学に近い内容でも、十分、患者は喜んで読んでくれます。

とにかく、ニュースレターは、1~2時間で作成できますし、1000枚刷ってもコストはインク代と紙代だけです。それを待合室の見やすい場所に置いておくか、会計のときに手渡しすれば、よいだけです。

なお、もう少し専門的な内容を書くべき小冊子やメルマガについては次の機会に解説します。

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